第66回 音楽情報科学研究会開催のご案内



日時:2006年8月7日(月) 13:00〜22:30
    2006年8月8日(火) 09:00〜16:15

場所:ビラ塩江(香川県高松市塩江町大字上西字小向乙688-1)
 ホームページ: http://www.anabuki-resort.com/villa/shionoe/index2.html
 アクセス: JR高松駅から送迎バス約40分、高松空港から送迎バス約20分
       高松西I.C.あるいは高松中央I.Cから車で30分
 送迎バス
  [往路]
   高松空港発 11時30分 (ANA 633便09:55羽田発 11:10高松空港着)
   JR高松駅発 11時10分 (マリンライナー19号 10:03岡山発 10:58高松駅着)
  [復路]
   ビラ塩江発 16時30分 高松空港着17時頃
    (JAL1410便 18:00高松空港発 19:15羽田着、
     ANA640便 19:05高松空港発 20:20羽田着)
   ビラ塩江発 16時30分 高松駅着17時30分頃
    (マリンライナー52号 17:43高松駅発 18:35岡山駅着)
  その他の時間につきましては、別途お問い合せ下さい。

夏のシンポジウム:通常の研究会と同様に査読はありませんが、
研究講演終了後に参加者による投票でベストプレゼンテーション賞
を選出し、その場で表彰を行う予定です。

参加費(資料代):http://www.ipsj.or.jp/09sig/kenkyukai/sanka.html
 を参照してください.

参加登録:学会への事前参加登録は不要ですが、今回のプログラムは
泊まり込みを前提とし、夜間まで及ぶため、下記の懇親会と宿泊の
申し込みをお願い致します。

夕食懇親会:ビラ塩江
  8月7日(月) 19:00-21:00

 お申し込みの締切りは7月14日(金)です。
 (決裁等の関係で申し込みが遅れそうな方は、
 正式な申し込みでなくて結構ですので個別にご相談下さい。)

 宿泊料金(懇親会、朝食込み、昼食別)は14000円前後の予定です。

 23時以降の、恒例の「夜の懇談会」の会場となる一部の部屋に宿泊する
 学生の方々への割引を検討中です。
 宿泊料金は参加者数により変動しますので、
 申し込み後に正式な費用をご連絡させていただきます。
 (ただし、研究会の参加費(資料代)とは別ですのでご注意下さい。)

問合先:澤田秀之 (香川大学)
 sawada <at> eng.kagawa-u.ac.jp (<at>を@へ変更して下さい)
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8月7日(月):
13:00-14:40 4件
1) 共鳴部駆動を用いた箏のエレキ化
 高橋直也、橋本周司(早大)

2) 戦略的な練習計画を提示するピアノ初級者のための独習支援システム
 松原正樹、遠山紀子、斎藤博昭(慶大)

3) 鍵盤奏者のための実時間運指取得システムにおける演奏ルールの考察
 竹川佳成、寺田努、西尾章治郎(阪大)

4) 演奏者のビート感をいかした音楽表現支援の提案
 橋田朋子、苗村健、佐藤隆夫(東大)


14:50-16:30 4件
5) 階層構造を用いたリズムの構造分析−自己組織化マップによるリズムマッピング−
 笠原俊一、橋本周司(早大)

6) SOMを用いたベースラインからの音楽ジャンル判別
 土橋佑亮、片寄晴弘(関西学院大)

7) 音楽音響信号と歌詞の時間的対応付け手法: 歌声の分離と母音のViterbiアラインメント
 藤原弘将(京大)、後藤真孝(産総研)、緒方淳(産総研)、
 駒谷和範(京大)、尾形哲也(京大)、奥乃博(京大)

8) ユーザの評価と音響的特徴との確率的統合に基づくハイブリッド型楽曲推薦システム
 吉井和佳(京大)、後藤真孝(産総研)、
 駒谷和範(京大)、尾形哲也(京大)、奥乃博(京大)


16:45-18:15 【招待講演】
9) マルチメディアコンテンツ検索技術の最新動向とその実用性
 帆足啓一郎(KDDI研)
 (講演概要は一番最後に掲載されています)

18:15-18:30 デモセッションの案内

19:00-21:00 夕食懇親会

21:30-22:30
10) デモセッション
 出品作品についてはデモセッションプログラムをご覧ください。

23:00 - 夜の懇談会

8月8日(火):
09:00-10:40 4件
11) 楽音の位相情報に基づいた音高推定困難協和音の音高推定法
 伊藤正宏、夏井雅典、田所嘉昭(豊橋技大)

12) Instrogram:発音時刻検出とF0推定の不要な楽器音認識手法
 北原鉄朗(京大)、後藤真孝(産総研)、駒谷和範(京大)、
 尾形哲也(京大)、奥乃博(京大)

13) スペクトル制御エンベロープによる混合音中の周期および非周期成分の選択的イコライザ
 亀岡弘和(東大)、後藤真孝(産総研)、嵯峨山茂樹(東大)

14) 事後確率最大化Specmurt分析による多重ピッチの反復推定アルゴリズム
 齊藤翔一郎、亀岡弘和、小野順貴、嵯峨山茂樹(東大)


10:50-12:30 4件
15) サウンドは映像酔いを抑止できるのか
 長嶋洋一(静岡文化芸大)

16) 和音認知に関する心理物理モデル
 藤澤隆史(関西学院大)、Norman D. Cook(関西大)、
 長田典子(関西学院大)、片寄晴弘(関西学院大)

17) fMRIによる共感覚の計測−色聴者の音楽聴取時の脳活動−
 高橋理宇眞(関西学院大)、藤澤隆史(関西学院大)、
 長田典子(関西学院大)、杉尾武志(同志社大)、
 井口征士(宝塚造形芸術大)

xxx) (発表キャンセル)

13:30-15:35 5件
18) HMMによるMIDI演奏の楽譜追跡と自動伴奏
 武田晴登、西本卓也、嵯峨山茂樹(東大)

19) Genesynth: 遺伝的アルゴリズムによる音合成
 Michael Chinen, 小坂直敏(電機大)

20) 点字楽譜の曖昧性とXML表現
 阿部亮介、後藤敏行、田村直良(横国大)

21) 演奏情報からの,楽譜固有情報抽出
 南高純一(カシオ計算機)

22) 発話ロボットの発話動作獲得と歌声の生成
 中村光宏、林恭守、澤田秀之(香川大)

15:35-16:15 全体討議

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8 月 7 日 (月) 16:45-18:15 招待講演

9) マルチメディアコンテンツ検索技術の最新動向とその実用性

帆足啓一郎(KDDI研)

概要:
 マルチメディアコンテンツの急速な増加にともない、マルチメディアコンテンツ
検索技術の重要性が高まっている。特に、音楽と動画像については、一般
ユーザの利用頻度が高いことから、近年研究が盛んに行われている。しかし、
その一方において、マルチメディアコンテンツ検索技術の具体的なニーズや
有効な活用法が未だ不明確という側面もあり、音楽や動画像配信の実サービスに
おける検索は、検索対象コンテンツに付与されているメタ情報に基づくものが
ほとんどである。本講演では、音楽と動画像コンテンツに対する情報検索技術
の動向について紹介する。動画像情報検索については、継続的に参加している
TREC Video Workshop (TRECVID)でのアクティビティを中心に紹介する。
さらに、現在の技術動向と、コンテンツ配信サービスの現状を踏まえ、マルチ
メディアコンテンツ検索技術を実用化するために解決すべき課題を提起する。
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