情報処理学会 第52回全国大会 パネル
「コンピュータサイエンスとしての音楽情報処理」


来月 3 月の全国大会では「コンピュータサイエンスとしての音楽情報
処理」というパネルが以下の要領で企画されています.

情報処理学会 第 52 回全国大会
パネル 「コンピュータサイエンスとしての音楽情報処理」
	3 月 8 日 (金) 12:30-14:45
	電気通信大学 東 4 号館 201 番教室 (T 会場)
	(当日変更があるかも知れませんので,
	 各自ご確認の上ご参加下さい)

	パネラ・コメンテータ: (順不同敬称略)
		村尾 忠廣 (愛知教育大学)
		片寄 晴弘 ((財) イメージ情報科学研究所)
		松島 俊明 (東邦大学)
		堀内 靖雄 (千葉大学)
		後藤 真孝 (早稲田大学)
		志村 哲 (大阪芸術大学)
		莱 孝之 (国立音楽大学)
	司会:
		平田 圭二 (NTT)

現在, 音楽情報処理という分野に対して多くの人が興味を持って下さっ
ています.  次の段階は, 音楽情報処理を科学, 工学として位置づける
作業ではないかと思います.  そのために重要なことの 1 つは, 得られ
た研究成果がどの程度一般性のあるものか, 他の研究と比較してどこが
改善されたのか, ということが明確に述べられるような方法論を確立す
ることです.  そのための有効な手段として共通の標準問題やベンチマー
ク問題の設定がよく知られています.  音楽情報処理には自動演奏の表
情付け, 伴奏システム, ビート検出, 音楽認知, 自動作曲/編曲, 楽譜
認識, 採譜システム, 音楽表現といったサブ領域があります.  本パネ
ルでは, これらサブ領域でアクティブに研究を進められている研究者の
方々にパネラをお願いし, 音楽学や作曲の方面からコメンテータをお願
いし, 共通の標準問題やベンチマーク問題の可能性や是非について皆さ
んと一緒に議論したいと考えています.

今回の全国大会の一般発表では, 音楽情報処理関連のセッションが
2つあります.
    3月 7日 (木) 14:15-17:00  音楽情報処理と演奏分析 (9件)
    3月 8日 (金) 09:00-11:30  音楽情報生成と音響信号処理 (9件)

多くの登録員皆様のご参加を期待しております.  

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