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開催概要(日本音響学会 音楽音響研究会と共催)

日時 2012年6月2–3日 (土・日)
会場 東京大学 本郷キャンパス 工学部6号館2階63講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_07_j.html
研究会参加費
(会場で直接参加される方)
0~3000円
研究会登録者・準登録者:無料
一般: 情報処理学会正会員:2,000円
一般: 情報処理学会非会員:3,000円
学生: 情報処理学会学生会員:500円
学生: 情報処理学会学生非会員:1,000円
(http://www.ipsj.or.jp/09sig/kenkyukai/sanka.html)
注) 論文は紙でなくPDFでの配付になりますので,パソコン等をご持参下さい.
ライブ動画中継
懇親会 New 日時:2012年6月2日(土)18:30より2時間程度(予定)
場所:本郷キャンパス工学部2号館2階展示室
費用:社会人 3,000円、学生 2,000円(予定)
懇親会申込用Webフォーム(>> Link)よりお申し込みください。
申込期限: 5月25日(金)正午
問合せ 亀岡 弘和(東京大学)
sigmus201206[at]sigmus.jp

特別企画

本研究会では、次の2つの特別企画をご用意しております。どちらも、上記の参加費の中でご参加いただけますので、ふるってご参加いただきますよう、お願い致します。

・特別講演

今回、会場をご提供いただく嵯峨山 茂樹教授に、
   「確率的逆問題としての音楽の信号処理と情報処理」
と題した特別講演をお願いしております。嵯峨山先生は、NTT在籍時に音声情報処理に関する数多くの成果を上げられ、大学に移られてからは、音声情報処理の研究はもちろん、音声情報処理研究で培った確率論的な方法論を音楽情報処理に適用し、様々な成果を上げられています。今回の特別講演では、嵯峨山先生のこれまでの様々な研究成果の根底に流れる、研究哲学を熱く語っていただきます。

・討論セッション「その研究って音楽の必要あるの?」

音楽情報科学分野と音楽音響分野で共通している事柄に「音楽を研究の対象としている」ということが挙げられます。しかし、単に「音楽を研究の対象としている」と言っても、その立場は様々です。この討論セッションでは、両研究会で活動する研究者が集まり、「なぜ音楽なのか」を討論します。

プログラム

6月2日

12:30-15:10 データ可聴化・楽音/歌声合成 (動画中継あり

(1) 生命動態可聴化の現状と課題
 寺澤洋子(筑波大学/JSTさきがけ), 松原正樹, 牧野昭二(筑波大学)

(2) 擦弦時の奏法行動を考慮した意図表現の合成手法:VIOCODER
 小泉 悠馬, 伊藤 克亘(法政大学)

(3) 楽器音や動物の鳴声の音色と音声の言語情報を保持したクロス合成VOCODER
 西 大輝, 西村 竜一, 入野 俊夫, 河原 英紀(和歌山大学)

(4) 音源およびスペクトル包絡の時間的微細構造の加工と歌唱音声の印象への影響について
 河原 英紀(和歌山大学),森勢 将雅(立命館大学),西村 竜一,入野 俊夫(和歌山大学)

15:25-16:45 特別講演 (動画中継あり

(5) 確率的逆問題としての音楽の信号処理と情報処理
 嵯峨山 茂樹(東京大学)

17:00-18:15 特別企画 (動画中継あり

(6) 討論「その研究って音楽の必要あるの?」
 オーガナイザー:北原 鉄朗(日本大学),江村 伯夫(金沢工業大学)

6月3日

9:30-11:30 楽器音響・音楽情報処理 (動画中継あり

(7) カーリン・ハッチンスのピッコロ ヴァイオリンー新しい音楽の地平ー
 川島 佳子(ピッコロ ヴァイオリン研究会)

(8) ベイジアンネットワークを用いた四声体和声付け
 鈴木 峻平, 竹内 俊雄, 佐藤 桂亮, 北原 鉄朗(日本大学)

(9) 旋律包絡抽出に基づく直感的な旋律編集手法
 土屋 裕一, 北原 鉄朗(日本大学)

13:00-15:00 コンテンツ生成・楽音解析・音響心理 (動画中継なし

(10) 隠れマルコフモデルに基づく既存コンテンツ学習による音楽動画自動生成システムの提案
 大矢 隼士, 森島 繁生(早稲田大学)

(11) クラリネットにおけるリード振動の可視化と解析
 村尾 恵一(神戸市立玉津中学校)

(12) 身体に加わる加速度とサウンドの音像移動に関する心理学実験報告(2/4)
 長嶋 洋一 (静岡文化芸術大学)

配布資料のデジタル化について

本研究会では従来のように研究報告を紙媒体で印刷した冊子では配布しません。研究報告を閲覧するには、下記の方法で各自でご用意する必要があります。事前に用意することも、当日入手することも可能です。

MUS研究会にご登録されている方

情報処理学会Webページからの一括ダウンロード

研究報告PDFの一括ダウンロードのページが用意される予定です(開催1週間前からダウンロード可)。
http://www.ipsj.or.jp/sig-reports/MUS/mus.html
IDとパスワードは学会から研究会登録者に年初(2012年4月)に E-mail にて送付されたものです(年度途中で登録された方は、その都度 E-mail で送付されます)。

BookParkからのダウンロード

研究発表会の一週間前に電子図書館BookParkで当研究発表会の資料が公開されます。当日は資料をプリントアウトしてご持参いただくか、ご自身のPCにダウンロードの上PCをご持参ください。なお、本会電子図書館(BookPark)上の ユーザ登録(無料)が必要です。

会場でのUSBメモリからのコピー

当日に会場受付にてUSBメモリを用意していますので,それからコピーすることが可能です。

MUS研究会にご登録のない方

資料代をお支払い頂いた方には,当日受付で当研究発表会の資料閲覧用のパスワードをお渡しいたします。当日はネットワークにアクセスできるPCをご持参ください。なお、当研究会にご登録いただくことで当研究会の資料のバックナンバーも含めてすべてBookParkでご購読いただけます。是非この機会に登録をご検討ください。

なお,当研究会への登録、および、BookParkへの登録については下記を参考下さい(当日にBookParkへの即時入会はできないのでご注意下さい)。

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第95回SIGMUS担当
 会場担当:亀岡 弘和(東京大学/ NTT-CS研)
 プログラム担当:北原 鉄朗(日本大学)
 幹事:北原鉄朗(日本大学)/浜中雅俊(筑波大)/平賀瑠美 (筑波技術大学)
    帆足啓一郎(KDDI研究所)/三輪眞弘(情報科学芸術大学院大学)
 主査:平井重行(京都産業大)
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