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2012年7月17日
情報処理学会 音楽情報科学研究会 主査 平井 重行

 本研究会では,次世代の研究発表会のあり方を探るべく,動画中継を始めとする様々な取り組みを進めています.その1つとして,会場での参加者間の交流促進や議論活性化を図るべく「ポジションペーパー名札」の導入を行います.これは,研究会の参加者が自らの名札を作成して参加当日に持参する,というものです.名札テンプレート(ハガキ大サイズ)は研究会で用意しますので,参加者はそれを用いて、氏名・所属以外の記載内容を自由に決めて作成して頂きます.「ポジションペーパー」としての役割を持たせることだけ注意して頂ければ,文字やイラスト・写真など何をどう使って表現頂いても結構です.研究者は自信の研究内容に関することを書いて(描いて)研究をアピールすることができますし,研究者でない方でも職業や仕事内容,興味ある分野などご自身の参加ポジションがわかる内容を載せることができます.これにより,参加者同士がお互いの顔と名前を覚える助けになりますし,休憩時間や懇親会の際に,同じ興味・分野の人や共同研究相手を探したりすることにも使えます.初参加の人にとっても他の参加者を知る手がかりとして非常に有効ですし,他の人と話すきっかけにもなることでしょう.さらに、名札としては表裏があるので,2種類の名札として作成して場合によって表と裏を使い分けることもできます.
 なお,これは研究発表会前に各自が作成して持参することになり,参加される方々には事前準備をお願いする(少しだけ手間をかけて頂く)話となりますが,上記の参加者間の交流促進と議論の活性化には欠かせないものになると信じています.実際に,この名札システムはインタラクション系の国内ワークショップ WISS (Workshop on Interactive Systems and Software) において既に実績があり,好評を得ています(参考:WISS2010, WISS2011).もし,作成・持参し忘れても研究会の受付に名札用紙があるのでその場での記入・作成も可です.今後の研究会に参加される方々は,是非ともこのポジションペーパー名札をご活用下さいますようお願い致します.


研究会参加当日までにすること

 ダウンロードページに,研究会で用意した名札のテンプレートファイルがあります.それを加工してご自分の名札を作り,印刷したものをご持参ください.一度作成すると,以降の研究会でご自身の名札として使い続けて下さって結構です.もちろん毎回参加の度に趣向を凝らして作り替えるのもご自由にどうぞ!

研究会当日のこと

 研究会の受付では,名札を入れるホルダーをお渡しします.ご持参いただいた名札を2つ折りにして,名札ホルダーに入れてください.
 もし,名札の作成・持参を忘れた方は,受付に用意してある名札テンプレートを印刷した用紙にペンなどで記入してご自身の名札とし.それを名札ホルダーに入れて下さい.

注意

  • 名前は遠くからでもハッキリとわかるように書いて下さい
  • 表面は少し視認性のよいデザインを心がけて下さい
  • ポジションペーパーとしての機能は最低限確保するようにして下さい

FAQ

Q.どんな名札にすれば良いのかわからない・イメージがわかない
A.WISS2010, WISS2011のポジションペーパー名札の説明ページを見て下さい.具体的な作成例やホルダーを首にかけている写真などが出ています.
Q.せっかく作成したのに,持参するのを忘れてしまいました
A.作成したものは次回以降に参加する際に是非ご利用下さい.忘れた当日は,受付にある名札用紙にペンなどで所属・氏名・アピール内容などを記入して,それをご利用下さい.
Q.どのフォームで名札を作成すれば良いのかわからない
A.ダウンロードページには,PowerPointのデータのほか,ベクタ画像データ(EPSやSVG),PDFなどを用意しています.お手持ちのソフトウェアで編集可能なデータ形式があればそれをお使い下さい.なおPDFについては,名前と所属の部分はフォームになっており,AdobeReaderがあればご自分で入力頂けるようになっています.残りのアピール部分は印刷後に手書きで書き込むか,他に印刷したものを切り貼りするなどしてください.
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