•  

第120回音楽情報科学研究会(夏のシンポジウム)は,8月21日(火)〜 8月23日(木)に広島工業大学 五日市キャンパスにて開催します.

デモセッションや企画セッションなど,当研究会ならではの魅力的な企画を用意しております. また,前日8月20日(月)には併設のGMI Workshopが開催され,研究会終了後には広島工業大学の研究室見学ツアーも企画しています. 活発な議論ができる機会ですので、積極的な応募をお待ちしています。

懇親会・昼食・宿泊のお申込みはこちらからお願いします。

今年の夏のシンポジウムでは、初日の8/21(火)午後に、音楽情報科学の海外の主要な研究拠点(カナダ・台湾)から、著名な先生をお招きし、以下の二件の招待講演を予定しています (詳細はこちら)。

  • 藤永 一郎 先生 (McGill University, Canada) [web] 「The Art of Teaching Computers: The SIMSSA Optical Music Recognition Workflow」
  • Dr. Yi-Hsuan Yang (Academia Sinica, Taiwan) [web] 「Machine Learning for Creative AI Applications in Music」

藤永先生は、劣化した音響信号の復元、手書き楽譜の認識、音楽構造解析など、音楽のディジタルアーカイブ化に関する世界的な第一人者です。Yang先生は、音源分離、自動採譜、音楽推薦など幅広い研究を推進されており、最近では、MidiNetやMuseGANなど、深層学習を用いた音楽生成の先駆的な研究で知られています。

また、本発表会は、優秀な研究発表に対して以下のが送られます。

  • 「ベストプレゼンテーション賞」
    優れたプレゼンテーションの発表2件
    (1年のうちで夏シンポのみに設定されています)
  • 「学生奨励賞」
    修士課程(博士前期課程)以下の学生による発表で、
    最も将来性のある発表1件(発表件数によっては2件)

日時・会場

日程

2018年8月21日(火)〜 8月23日(木)

会場

広島工業大学 五日市キャンパス 講義棟「三宅の森 Nexus21」 9F [url; キャンパスマップの(30)]

講演会場: 9階 905講義室, 全席ACコンセント完備, Wifi可能
デモセッション: 10階 スカイテリア, 飲み物コーナー, Wifi可能
休憩コーナー: 9階 学生ラウンジ, 飲み物コーナー, Wifi可能

アクセス

広島工業大学へは,広島駅よりJR山陽本線で五日市駅までお越しいただき, 広島電鉄に乗り換えて楽々園で下車ください.
楽々園より徒歩17分です(1.4km). 詳しくはこちらをご覧ください.

懇親会

日時 8月21日(火) 19:00–21:00
会場 発表会場と同じ建物の2F 「Leaf Garden」 (後日詳細を発表)

参加費

  • 発表者: 無料
  • SIGMUS登録者・準登録者: 無料
  • 一般:情報処理学会 正会員: 2,000円
  • 一般:情報処理学会 非会員: 3,000円
  • 学生:情報処理学会 学生会員: 500円
  • 学生:情報処理学会 非会員: 1,000円

ポジションペーパー名札

音楽情報科学研究会では従来から参加者の交流促進や議論活性化に活用できるポジションペーパー名札を導入しています.

詳細および名札の雛形はこちらから入手できます.
聴講のみのご参加の方も,参加当日までに同様の名札を作成して会場へご持参されることをお勧めします.

プログラム

(2018/8/20)

第28回GMIワークショップ(GANに基づく音楽生成特集)

2018/8/21

13:00-14:00 【和声付け】

座長: TBA

(1) ニューラルネットワークによる自動和声付けのための和音表現方法の検討
◎コンヴェール マクシム(東京大), 深山 覚, 中野 倫靖 (産総研), 高道 慎之介, 猿渡 洋 (東京大), 後藤 真孝 (産総研)

(2) Music Interpolation considering Nonharmonic Tones
◎Wilk Christoph M., Ito Souya, Sagayama Shigeki (Meiji University)

14:10-15:10 【招待講演】

座長: TBA

(3) The Art of Teaching Computers: The SIMSSA Optical Music Recognition Workflow.
Ichiro Fujinaga (McGill University)

15:20-16:20【招待講演】

(4) Machine Learning for Creative AI Applications in Music.
Yang Yi-Hsuan (Academia Sinica)

16:30-16:45 【デモセッション】
デモセッション概要発表
16:45-18:45 【デモセッション】

座長: 糸山 克寿 (東京工業大)

(5) デモンストレーション:音楽情報処理の研究紹介XVII

19:00-21:00 【懇親会】

2018/8/22

9:15-10:45 【深層学習】(4件)

座長: TBA

(6) 敵対的生成ネットワークを用いた楽曲の自動コード推定法の検討
◎納庄 貴大, 西村 竜一, 入野 俊夫(和歌山大)

(7) 注意機構を用いたエンコーダ・デコーダモデルに基づく歌声の音符推定
◎錦見 亮, 中村 栄太 (京都大), 深山 覚, 後藤 真孝 (産総研), 吉井 和佳 (京都大)

(8) WaveNetを用いた楽譜情報に基づく歌唱F0軌跡の生成
◎和田 雄介, 錦見 亮, 中村 栄太 (京都大), 糸山 克寿 (東工大), 吉井和佳 (京都大)

11:00-12:00 【実験】 (2件)

座長: TBA

(9) 世代間伝達によるメロディー の文化進化:実験的デモンストレーション
◎冨士 直斗 (九州大), 佐藤 浩輔 (明治大), 橋彌 和秀 (九州大), 中分 遥 (九州大/オックスフォード大)

(10) 基礎心理学実験プロトタイピングツールとしてのMax7とウェルネスエン タテインメントプラットフォームとしてのMax7
◎長嶋 洋一 (静岡文化芸術大)

12:00-13:00
昼食休憩
13:00-15:00【作曲・編曲】(4件)

座長: TBA

(11) 楽曲構造を考慮した音楽音響信号からの自動ピアノアレンジ
◎高森 啓史, 中塚 貴之 (早稲田大), 深山 覚, 後藤 真孝 (産総研), 森島 繁生 (早稲田大)

(12) 畳込みニューラルネットワークと敵対的学習に基づくメロディ補完の検討
◎中村 光佑, 能勢 隆, 千葉 祐弥, 伊藤 彰則 (東北大)

(13) 旋律・和声進行・リズム譜からの和声的対位法の自動作曲の検討
◎大森 陽, 保利 武志, 嵯峨山 茂樹 (明治大)

(14) コードとメロディの階層的生成モデルに基づくインタラクティブ作曲システム
◎津島 啓晃, 中村 栄太, 吉井 和佳(京都大)

15:15-16:15【演奏解析・追跡】(2件)

座長: TBA

(15) 音源分離手法を用いたドラム演奏のグルーヴ感の評価
◎河田 洋人, 保利 武士, 中村 和幸 (明治大)

(16) 多重解像度NMFに基づく音響信号演奏詳細解析
◎保利 武志, 中村 和幸, 嵯峨山 茂樹 (明治大)

16:30-18:00 【特別企画】

座長: TBA

(17) 音楽情報科学分野のスーパーヒーローたち I
◎竹川 佳成(公立はこだて未来大学)

2018/8/23

9:00-10:00 【音源分離・楽譜】(2件)

座長: TBA

(18) モノラル音響信号に対する音源分離のための独立低ランクテンソル分析
◎吉井 和佳 (京都大/理研), 北村 昂一, 坂東 宜昭, 中村 栄太, 河原 達也 (京都大)

(19) 多重音検出とリズム量子化の統合による多声音楽の自動採譜
◎中村 栄太 (京都大), Benetos Emmanouil (Queen Mary University of London), 吉井 和佳(京都大), Dixon Simon(Queen Mary University of London)

10:15-11:45 【音楽演奏】(3件)

座長: TBA

(20) マルチモーダル音環境センシングに基づく合唱指導場面における介入効 果の可視化
◎堀田 尭嗣, 西村 勇輝, 桐山 伸也 (静岡大)

(21) ピアノ演奏者の個性の違いに基づく音色と鍵盤タッチの心的評価分析
◎高久 新吾 (浜松学院大/静岡大), 桐山 伸也 (静岡大)

(22) GTTMタイムスパン木を用いた楽器演奏知識のアノテーション手法の提案
◎飯野 なみ(理研/産総研/総研大), 島田 真弓 (理研), 西村 拓一 (産総研), 浜中 雅俊 (理研)

11:45-12:15
授賞式・クロージング
(13:00-15:00)

招待講演の詳細

  • 藤永 一郎 先生 (McGill University, Canada) [web] 「The Art of Teaching Computers: The SIMSSA Optical Music Recognition Workflow」Abstract: In many machine learning systems it would be effective to create a pedagogical environment where both the machines and the humans can incrementally learn to solve problems through interaction and adaptation. We are designing an optical music recognition workflow system where human operators can intervene to correct and teach the system at certain stages so that both parties can learn from the errors and, consequently, the overall performance is increased progressively as more music scores are processed.
  • Dr. Yi-Hsuan Yang (Academia Sinica, Taiwan) [web] 「Machine Learning for Creative AI Applications in Music」Abstract: In this talk, I will briefly introduce three latest projects in our lab at Academia Sinica on creative applications in music, including the singing voice separation project, GenMusic (music generation) project, and the DJnet project. The first project is about separating the singing voice from the musical accompaniments, which can be used as a pre-processing step for many music related applications. The second project is about learning from massive collection of MIDI files to generate multi-track music by a generative adversarial network (GAN). The generative model can be used for generating music either from scratch, or by accompanying a given (instrument) track. The third project is about creating an AI DJ that knows how to manipulate, sample, and sequence musical pieces to create a personalized playlist. The goal of these projects is to enrich the way people create and interact with music in their daily lives, using the latest machine learning (deep learning) techniques.Bio: Yi-Hsuan Yang is an Associate Research Fellow with Academia Sinica. He received his Ph.D. degree in Communication Engineering from National Taiwan University in 2010. He is also a Joint-Appointment Associate Professor with the National Cheng Kung University, Taiwan. His research interests include music information retrieval, affective computing, multimedia, and machine learning. Dr. Yang was a recipient of the 2011 IEEE Signal Processing Society Young Author Best Paper Award, the 2012 ACM Multimedia Grand Challenge First Prize, the 2014 Ta-You Wu Memorial Research Award of the Ministry of Science and Technology, Taiwan, and the 2015 Best Conference Paper Award of the IEEE Multimedia Communications Technical Committee. He is an author of the book Music Emotion Recognition (CRC Press 2011). In 2014, he served as a Technical Program Co-Chair of the International Society for Music Information Retrieval Conference (ISMIR). In 2016, he started his term as an Associate Editor for the IEEE Transactions on Affective Computing and the IEEE Transactions on Multimedia. Dr. Yang is a senior member of the IEEE.

GMIワークショップについて (8/20) について

研究会の前日8/20(月)には、第28回GMIワークショップが同じ会場で開催されます。
聴講のみの参加も可能ですので、音楽生成研究に興味をお持ちの方は、お気軽にご参加ください。

第28回GMIワークショップ(GANに基づく音楽生成特集)

日時:2018年8月20日(月)10:00-18:00
場所:広島工業大学 五日市キャンパス 講義棟「三宅の森 Nexus21」10階スカイテリア
講演・議論に用いる言語:主に英語
参加申し込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfZET2P5Eu9Rmw1dPyXCk33Jh6BTnjS94lAmAYBz_9jHiu2vA/viewform

GMIの趣旨・活動内容についてはこちらを御覧ください.

今回はGAN: Generative Adversarial Network(敵対的生成ネットワーク)を用いた音楽生成に焦点をあて、そのアプローチで顕著な成果を挙げているYi-Hsuan Yang博士(中央研究院)率いる研究グループのメンバーを招いて開催します。音楽生成研究に興味がある方はもちろん、近年機械学習分野で研究の盛んなGANに興味がある方まで、皆様の参加をお待ちしております。

広島工業大学 学内見学ツアー (8/23) について

実施の要領

日時: 8/23 13:00-15:00

参加希望の方は8/23 13:00にアベベ食堂内の入口付近にお集まりください  (アベベ食堂の場所: キャンパスマップの 6番で示された4号館1階)
(ご参考: キャンパスマップ[link])
事前予約は不要ですが,できるだけWebページ「第120回音楽情報科学 研究会(夏のシンポジウム) 懇親会・昼食・宿泊申込 [link]」 にインプットいただけると助かります.

ツアー内容

広島湾一望(13:00-13:15,新1号館; アベベ食堂の向かい側)

15階建ての建物の屋上(地上60メートル)から広島湾を一望します(雨天中止)
linkの右上に写真があります.右には厳島も見えます)

情報学部 研究室見学 (13:15-14:30,新4号館)
  • 梅村研究室: 音楽情報処理研究用パソコンソフトのデモ他
  • 石田研究室: スポーツにおける人の身体動作の解析,スケートボードにおける身体動作計測と音によるフィードバックのデモ&体験
  • 林研究室: 音響・映像品質評価実験室の防音ブースの見学
  • 健山研究室(実施未定): バーチャルリアリティ装置のデモ&体験
生命学部 生体医工学科 教育設備見学 (14:30-15:00,26号館)

本学に生体医工学科があり,臨床工学技士養成を目指して,人工透析,人工心肺,模擬手術室,脳波計等の医療機器&生体計測装置を設置した実験・実習室を備えている.1フロアに4部屋が集中しており, それらを各室5分程度で見学する.

学内見学ツアーのお問合せ

梅村祥之 (y.umemura.im@it-hiroshima.ac.jp)

ライブ動画中継について

SIGMUSでは,2012年度から原則としてすべての登壇発表に対し,インターネットを利用した研究発表の動画中継・アーカイブを実施しております(詳しくは こちら をご覧ください).
2015年度からは情報処理学会のプレス発表「学術コンテンツを広く世に届けるため,情報処理学会とニコニコが提携[link]」に基づいて,情報処理学会チャンネル [link] で中継・アーカイブされる予定です.

音楽情報科学研究会 主査・幹事

主査:吉井和佳(京都大学)
幹事:中野倫靖(産業技術総合研究所)
松原正樹(筑波大学)
伊藤彰則(東北大学)
竹川佳成(公立はこだて未来大学)
齋藤大輔(東京大学)

  •